名古屋
2025年01月15日
条件好転メガゴールドの連勝か「小正月特別」(名古屋競馬)
1月15日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「小正月特別」(A級5組、名古屋競馬場1700メートル)。
復帰2戦目で改めて底力を再認識させた◎6 メガゴールド(牡7、川西毅厩舎)がV争いをリードしていく。復帰初戦は伸び切れず入着止まりに留まったがひと叩きした前走、力のある走りを披露。手ごろなメンバー構成のA級7組だったが、不利な内枠スタートも早めに好位外に切り替え、直線の追い比べできっちり差し切った。500キロを越える大型馬で完歩が大きく、コーナーで動きが鈍って1500メートル戦はスピード負けしやすい不得意舞台。そんななか、勝ち切ったのが大いに評価できる。200メートルの距離延長に、流れに乗ってレース運びがしやすくなる外枠スタートも上積み材料。休養前にはA級2組特別で勝ち負けしていた実力派でもある。連勝の期待は当然だ。
相手筆頭は同厩舎の転入馬○4 ダディーズウォリア(牡5、川西毅厩舎)。5カ月ぶり実戦復帰戦も中央時にダート中距離で3勝を挙げた実績派。最終追い切りの動き、気配ともに上々でいきなり要警戒だ。
A級昇級後も持ち前のしぶとい走りで好勝負の連続の▲9 バトルレジェンダ(牝5、藤ケ崎一人厩舎)も高評価が欠かせない。前走2着はわずかクビ差の際どい勝負で、勝ちに等しい好内容。勝ち味は遅いが堅実差しに定評があり、馬券に必須の1頭。
昨秋復帰後成績はイマイチでも地力確かな△7 ツキシロ(牡4、坂口義幸厩舎)も軽視禁物。レベルの高い南関東の2、3歳戦で5度連対を果たした好素材。非凡なスピードの持ち主で、先行態勢を築けば一撃は十分。
(文/サイツ)