名古屋
2025年01月20日
名古屋記念3着ミトノウォリアーがリード「ガーネットオープン」(名古屋競馬)
1月20日(月)の名古屋競馬メイン第12レースは「ガーネットオープン」(A級1a組、名古屋競馬場1700メートル)。
上位馬の評価差わずかだが◎5 ミトノウォリアー(セン4、角田輝也厩舎)が軸馬にふさわしい。デビューから上位シーンを歩んだ好素材も伸び悩んだ時期はあったが、去勢やブリンカー装着など陣営の努力、工夫で軌道修正に成功。11月の地方全国交流重賞・東海菊花賞では見せ場を作り、その後のA級特別戦を2連勝。重賞3勝目を狙った前走・名古屋記念は2番手から1番人気のセイルオンセイラーに終始プッシュをかけ続ける積極的なレースで直線伸び悩んだが、0秒2差3着は力の再証明。中間は軽めの調整もメンバー最先着を果たした名古屋記念組が多い有利な相手関係でもある。V最短だ。
実績上位○4 ブリーザフレスカ(牝6、塚田隆男厩舎)は23年4月の中央1勝クラスとの条件交流戦以来となる特別戦への参戦。昨年未勝利に終わったが、常に強敵相手の重賞路線を歩んだためでもあった。11月のウインター争覇では後方から鋭く0秒4差4着まで追い上げている。久々の自己条件で、さらにさばきやすい少頭数の7頭立てになって鮮やかに変身していい。
休養明け初戦の▲2 ベストリーガード(牡6、角田輝也厩舎)の取捨もポイントになりそうだ。ブランクある5カ月ぶりの復帰戦だが8月のベイスプリントでタイトルホルダーに仲間入りした実力派。最終追い切りの気配、動きも上々。いきなりの1700メートル戦は楽ではないが、軽視禁物だ。
勝ちみは遅くても【6・4・2・8】と得意の当地1700メートルで、△7 ハクサンスプリング(牡7、櫻井今朝利厩舎)も馬券に必須の1頭。
(文/中部地方競馬記者クラブ)