兵庫
2025年01月21日
完全復活リケアサブルの連勝期待「食べようひょうごの畜産物賞」(姫路競馬)
21日(火)の姫路競馬メイン第11レースに「食べようひょうごの畜産物賞」(B1、姫路競馬場1400メートル)が行われる。
◎4 リケアサブル(牡4、長倉功厩舎)の前走は3カ月半の休養を挟んで、馬体が一回りどころか二回りぐらい成長して復帰戦を迎えた。レースでは後方から進めて4コーナーで前が詰まる不利があったが、直線に入ると前を一気に捉えて完勝した。叩き2走目でさらに動きに切れが出てきた印象だ。今回は主戦の大山龍太郎騎手が今週21、22日に騎乗停止となっているが、笹田知宏騎手との初コンビでどのような走りを見せるか注目だ。
○9 メルテミア(牡7、飯田良弘厩舎)は転入初戦を外から豪快に差し切った。手前を替えてからの伸びが抜群で、この走りなら直線が長くなる姫路コースの方が向いていそうだ。前走より相手はそろった印象だが、今回は逃げか2番手から運ぶことができそうで、スムーズに立ち回ればチャンスがある。
▲3 タイキザモーメント(牡8、松平幸秀厩舎)は昨年の姫路で1勝を挙げている。長く脚を使えるタイプではないが、一瞬の切れ味が生きる流れになれば上位を狙える。2カ月半ぶりの実戦になるが鉄砲実績はあり、大崩れしないだろう。
☆1 ワーイズオーバー(牡7、保利良平厩舎)は昨年11月に戦列復帰してから善戦止まりだが、特にここ2走は強力な先行馬がいて展開が向かなかった。開幕週の姫路の最内枠は不利に思われるが、うまく外へ持ち出すことができれば好走可能。
△2 エイシンジョルト(牝4、橋本忠明厩舎)の前走は先行馬に有利な展開で追い上げ届かなかったが、昇級戦でもひと脚使えた点は評価したい。前走からさらに相手が強化されてどこまで通用するか。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)