ばんえい
2025年01月26日
牝馬最強はサクラヒメ「ヒロインズカップ」(ばんえい帯広競馬)
1月26日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第35回ヒロインズカップ」(4歳以上牝馬)が行われます。
古馬の牝馬最強を決める重賞です。最軽量770キロがホクセイサクランボ、ロングビユウテイなど4頭、780キロがスイ(牝6、服部義幸厩舎)、アローリキヒメ、ピュアリーナナセ(牝6、今井茂雅厩舎)の3頭、800キロがダイヤカツヒメとシンエイアロイの2頭、そしてトップハンデが810キロのサクラヒメで、最大重量差は40キロあります。金曜からの降雪の影響で軽めの馬場での競馬になりそうです。
◎2 サクラヒメ(牝7、今井茂雅厩舎)810キロを本命に推します。牝馬限定戦で出走各馬異なる路線からの参戦で、参考になるのは12月の準重賞・レディースカップとなります。そのレディースカップでは730キロのトップハンデながら、2着シンエイアロイに13秒0の大差をつける圧勝でした。今季はカーネーションカップ圧勝で、通算重賞6勝は誰もが認める最強女王です。レディースカップ同様、最大40キロ差のトップハンデは厳しい条件ですが、改めてその強さを見せつけます。
○5 ダイヤカツヒメ(牝6、久田守厩舎)800キロが対抗です。今季は4勝を挙げています。昨年のヒロインズカップでは2着ピュアリーナナセに12秒7の大差で優勝しています。3歳時にばんえいオークス、4歳時にカーネーションカップを制しており、通算重賞3勝はサクラヒメに続く実績です。近走は牡馬の強豪が相手で勝ち切れていませんが、前走のばんえい十勝金杯では2着マサタカラを2秒4差押さえており、強い勝ち方でした。
▲4 シンエイアロイ(牝6、久田守厩舎)800キロが3番手。今季は3勝を挙げています。持ち前の障害力を生かしての逃げ切りが勝ちパターン。同型馬が多く、展開は厳しくなりそうですが、それでも前残りの期待がかかります。
(文/小寺雄司)