兵庫
2025年01月29日
転入初戦のアウグストが押し切る「神戸ビーフ特別」(姫路競馬)
29日(水)の姫路競馬メイン第11レースに「神戸ビーフ特別」(A1A2、姫路競馬場1400メートル)が行われる。
◎10 アウグスト(牡6、森澤友貴厩舎)は中央3勝馬で、今回が転入初戦になる。中京ダート1400メートルでは芝スタートだが1分23秒0の走破時計があり、能力は相当高い。中央時代の成績を見ても外枠時に好走している傾向があり、今回の外枠はプラスに出そう。好位から進めて突き抜ける。
○7 サンライズラポール(牡8、柏原誠路厩舎)は3走前に園田チャレンジカップで6着に入ってから切れ味鋭い末脚が戻ってきた。近走は減量騎手が騎乗している恩恵もあるだろうが、新庄海誠騎手がうまく力を引き出している。今回は先行馬が少なく極端にペースが速くなることはなさそうだが、姫路の長い直線は合っている印象で、差し切りを狙う。
▲12 スマートラプター(牡6、永島太郎厩舎)も中央3勝馬。1200メートルで先行するスピードがあり、小回りは合いそう。1月7日の能力検査ではスタートでトモを滑らせて出遅れてしまったが、鞍上の仕掛けには反応できており動き自体は良かった。発馬を決めて先行できれば好勝負になる。
△3 イナズマテーラー(セン7、藤川純厩舎)は園田1230メートルがベストだろうが、姫路1400メートルは条件戦だが2勝、2着1回で連を外していない。立ち回りの上手な馬で内枠は苦にならない。下原理騎手が騎乗できるのも好都合で、一発を狙える。
△5 キャッツライズ(牝5、寺地誠一厩舎)は今回も単騎逃げが見込める。前走は兵庫ウインターカップに出走するスマートセプターに最後まで抵抗しており、今回も怖い1頭になる。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)