笠松
2025年02月07日
上昇エイシンアンヴァルが軸「ヒヤシンスオープン」(笠松競馬)
2月7日(金)の笠松競馬メイン第11レースは「ヒヤシンスオープン」(A級1組、笠松競馬場1400メートル)。
勝ち負けレベルの馬は多いが、◎2 エイシンアンヴァル(牡8、今津博之厩舎)からの狙いがベター。昨秋の転入当初は好位キープも伸び切れないレースや粘り甘く善戦止まりに終わったが、3戦目の2走前に大きく前進。東海ダービー馬セブンカラーズを相手に半馬身差2着まで詰め寄るあわやのシーンを演出した。その激走をきっかけに前走の笠松出張戦では、A級2組特別を好位キープから直線鮮やかに抜け出し、移籍後初勝利を飾った。中間はゆったり間隔をとり、追い切り本数をこなして調整十分。一度好調モードに入ると長続きするタイプでもある。連軸に期待したい。
メンバー構成を見ると先行勢が多く、レースは速く流れる可能性が高そうだ。そんな展開をもっとも歓迎するのは差しタイプの○5 キングオブザナイル(牡5、安部幸夫厩舎)。東海移籍後、地元名古屋コースでは相手関係もあって好走は少ないが、年末の笠松出張戦(A級3組・1400メートル)では後方から鋭く突き抜けてアタマ差で勝利。注文はつきそうだが速い流れなら再現シーンが期待できる。
前走は久々に大きく崩れたが▲8 キャットリング(牝7、竹下直人厩舎)は地元名古屋よりも笠松を得意とする。ダート1400メートルも【6・0・1・7】と好成績を残しており、見限るのはやはり早計。
11月の東海クラウン以来の1400メートル戦になる△3 イイネイイネイイネ(牡6、田口輝彦厩舎)はこのところ短距離戦の方が差し脚が切れる印象がある。勝ちみは遅くても馬券に欠かせない地元の1頭だ。
(文/中部地方競馬記者クラブ)