名古屋
2025年02月10日
転入初戦イージスバローズを狙う「ぎょしゃ座特別」(名古屋競馬)
2月10日(月)の名古屋競馬メイン第11レースは「ぎょしゃ座特別」(B級1組、名古屋競馬場1500メートル)。
勝ち上がり馬が多いハイレベル戦にA級候補生がズラリそろって見逃せない好カードだ。手探り面ある地方デビュー戦も、実力上位の◎10 イージスバローズ(セン5、角田輝也厩舎)を狙いたい。中央1勝クラスでの2度の3着を含めて、ダート9戦すべて一桁着順に食い込んでみせる好素材。ポイントは初の地方コースと短距離の1500メートル。しかし新馬戦や未勝利戦で主導権を握った走りと内容から先行力十分で対応できると判断。0秒9差6着だった前走は4カ月ぶりの復帰戦で、久々をひと叩きした上積みも見込める。流れに乗りやすい外枠スタートもプラス要因。いきなり勝ち負けの期待が抱ける。
しかし逆転候補は多い。同様に中央ダート1勝クラスで3着のキャリアを持つのが○6 レクランスリール(牝5、沖田明子厩舎)。移籍後3走の内容や脚質から1500メートルの距離が合い、差はわずか。
距離短縮を歓迎は▲11 ペルセイズ(牡4、今津博之厩舎)。前走は1700メートル戦を2番手から抜け出して勝利したが、中央時や南関東在籍時の主戦場は短距離。転入戦を叩いた上積みも見込め、ここも好勝負が必至。
相手強化の一戦も、近走の力強い勝ちっぷりから殻を破った印象のある△9 カラヲヤブレ(牡4、坂口義幸厩舎)の勢いも軽視禁物だ。
(文/中部地方競馬記者クラブ)