ばんえい
2025年02月17日
障害巧者コマサンエースに期待「ウインターカップ」(ばんえい帯広競馬)
2月17日(月)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、サッポロビール賞「ウインターカップ」(オープン-1組)が行われます。
出走メンバー9頭中、近3走で馬券絡みしていない馬がシンエイアロイ1頭のみと好調馬揃いのオープン戦です。馬場状態も開催最終日になると、砂もしまり時計勝負の競馬になっています。
◎5 コマサンエース(牡9、金田勇厩舎)790キロを本命に推します。7月21日のボートレース福岡杯(A1級-1組混合)で、2着ツガルノヒロイモノをコンマ7秒差押さえて今季2勝目を挙げて以降は勝ち星がありませんが、対戦相手がオープンの一線級相手でも善戦傾向を示しています。前走のミツウマオーセンティック杯(オープン-1組)も前半65秒のペースで、1着ツガルノヒロイモノから差のない2番手で障害を切りましたが、直線で2着キングフェスタに交わされ、結果勝ち馬から6秒9差の3着と敗れていますが、スタートから積極的なレースで好感が持てる内容といえます。
○7 オーシャンウイナー(牡7、中島敏博厩舎)780キロが対抗。今季は3勝です。そのうちの1勝が田山産業ばん馬大会記念(オープン混合)で、のちに4歳シーズン三冠を達成するタカラキングダムを1秒1差押さえる強い競馬でした。その後はメムロボブサップやキングフェスタの強豪が相手でなかなか勝ち星には繋がりませんが、毎回見せ場十分のレースを展開しています。
▲6 マルホンリョウユウ(牡5、金田勇厩舎)770キロが3番手です。今季は1勝ですが、昨シーズンはばんえい大賞典、ばんえい菊花賞の二冠を制した実力馬。その後は相手強化と重量増で勝ち切れないレースが続いていますが、毎回メイチのレースを展開しています。
(文/小寺雄司)