ばんえい
2025年03月02日
最軽量の4歳馬ウルトラコタロウに期待「ポプラ賞」(ばんえい帯広競馬)
3月2日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第46回ポプラ賞」(4歳・5歳混合)が行われます。
最軽量740キロが4歳ウルトラコタロウ、ホクセイハリアーの2頭、760キロが5歳ジェイヒーロー(牡5、金山明彦厩舎)など3頭、770キロが4歳牝馬スマイルカナ、780キロが4歳ライジンサンと5歳マルホンリョウユウ、トップハンデ810キロが5歳タカラキングダムで、その差は最大70キロと大きく、ひと波乱ありそうなポプラ賞です。
◎7 ウルトラコタロウ(牡4、槻舘重人厩舎)740キロを本命に推します。5歳馬に有利なポプラ賞でしたが、今回に限ってはハンデ差を考量すると厳しい流れになりそう。軽量の4歳馬にとって最大70キロ差はいかにも有利で、なかでも障害巧者のウルトラコタロウに期待です。前走の如月特別でもエムタカラの7秒0差の6着と敗れていますが、障害はひと腰で切れていて崩れは見られません。
○8 マルホンリョウユウ(牡5、金田勇厩舎)780キロが対抗。今季は1勝に止まりますが、前走のウインターカップではオーシャンウイナーから9秒6差の3着で、この馬本来の末脚の切れが見られた一戦でした。馬場に左右されるタイプのマルホンリョウユウには、当時は降雪での影響により軽めの馬場で恵まれた感はありましたが、今回は重めの砂でハンデ差40キロと条件は厳しいですが、3歳時にばんえい大賞典、ばんえい菊花賞の二冠制した実力は上位で通ります。
▲4 タカラキングダム(牡5、村上慎一厩舎)810キロが3番手です。今季は4歳シーズン三冠を含め6勝。通算重賞6勝を誇る5歳ナンバーワンの実績馬です。ただ今回の最大70キロの重量差は厳しく、それを考量して3番手となります。
(文/小寺雄司)