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変身期待しコーリンバニラを狙う「春疾風特別」（笠松競馬）

3月21日（金）の笠松競馬メイン第11レースは「春疾風特別」（A級4組、笠松競馬場1400メートル）。

一長一短あるメンバーばかりで確かな本命馬は不在。笠松出張戦で◎8 コーリンバニラ（牝8、角田輝也厩舎）の変身に期待だ。今年はすべて地元名古屋の1500メートルを使われ4、5、5、8着。直線での粘りが甘くなって、掲示板止まりのひと息の走りが多い。馬場が広く、直線の長い名古屋コースでは持ち前の先行力が発揮できず、現状頭打ちだ。笠松では23年に1勝を挙げており、昨年7月のA級2組特別（4着）以来となる参戦で、好相性を誇る舞台と言える。100メートルの距離短縮に、これと言った強敵不在。変身があって驚けない。

実績上位は○9 エイシンネクタル（牡5、笹野博司厩舎）。中央1勝クラスのダートで4着のキャリアを持つ。昇級戦だった前走（8着）は最内1枠に入りハイペースの逃げになり、目標になった不利も響いていた。一転して流れに乗りやすい外枠スタートで本領発揮だ。

差し勝負に持ち込めば▲7 ドラムライム（セン4、加藤幸保厩舎）が浮上する。差し一辺倒の脚質で展開、流れに左右されやすくモロさが同居するタイプ。しかし強敵ぞろいだった前走のB級1組特別での2馬身差快勝劇は強調材料。激しい流れになれば突き抜けていい。

穴は△6 ベストフラワー（牝4、笹野博司厩舎）。ひと息入った約2カ月ぶりの実戦だが、最終追い切りが動いて好気配。リフレッシュ休養効果がうかがえ、いきなり劇が可能。