名古屋
2025年03月26日
快速馬パープルルージュが止まらない「中京ペガスターカップ」(名古屋競馬)
3月26日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「中京ペガスターカップ」(3歳、名古屋競馬場2000メートル)。
5月に実施される東海3歳一冠目・駿蹄賞のトライアルレースに、厩舎期待の好素材が集まった注目の一番。デビューから3連勝を飾る◎4 パープルルージュ(牝、安部幸夫厩舎)の勢いが相手強化でもやはり魅力だ。デビューが遅れて今年1月が初出走も3戦すべて逃げ切っている快速馬。初の特別戦参戦が準重賞で、距離は未知の2000メートルとハードルは上がったが、強力な同型は不在で中距離実績があるライバルも少なく、有利に先制が可能。自慢のスピードでライバルたちを完封し、一気にトップシーンへ名乗りを上げるか。
モロさも同居するが○2 テレヴァカ(牝、竹下直人厩舎)は見直したい1頭。近2走は積極的なレース運びが直線での失速につながっているが、1馬身差の2着に好走した3走前の牝馬準重賞・梅桜賞(1700メートル)のようにじっくり脚をためて流れに乗れば反撃へ。
前走は久々に崩れた▲8 ネテモネテモネムイ(牝、角田輝也厩舎)だが、しぶとい走りができる。初の2000メートルも脚質からプラスに働きそうだ。ひと息入った臨戦もスムーズに流れに乗れば△5 スイッチブレード(牡、川西毅厩舎)にもチャンス到来。
(文/中部地方競馬記者クラブ)