笠松
2025年04月02日
4戦全勝ドントレットゴーが止まらない「百十郎桜特別」(笠松競馬)
4月2日(水)の笠松競馬メイン第10レースは「百十郎桜特別」(B級1組、笠松競馬場1400メートル)。
将来のA級候補生がそろったハイレベル戦。再転入戦を完勝で飾った◎1 ドントレットゴー(牝4、後藤佑耶厩舎)が主役だ。B級以下の好素材がそろったハイレベルな企画レースで、サッと好位3番手につけて流れに乗り、勝負どころの3コーナー過ぎに絶好の手ごたえで先頭に並びかけると、直線でのゴーサインに素早く反応して二段加速。あっさり後続を置き去りにして悠々2馬身差つける好内容だった。2着が当地で22戦して17勝、2着3回を誇るラブアンバジョだったのも価値が高い。中央では3戦してすべて二桁着順だったが、1勝クラスでもまれ地力アップがうかがえた。ライバルは多いが、2連勝へ、当然期待は高まる。
○6 アルサーフィ(牡4、後藤佑耶厩舎)は、南関東からの移籍初戦だった前走で差し切り勝ち。クビ差と着差はわずかだったが、中団からレース最速の末脚を使って勝負根性ある走りをみせた。コースや環境慣れなど多くの上積み材料が見込める2戦目。さらなる上昇が望め、Vへ肉薄だ。
実績上位は▲4 ウインフィエルテ(牝5、笹野博司厩舎)。3カ月半ぶりの実戦だが、休養前の12月にはA級6組戦を勝ち切っている実力派。1週前追い切りが動いて臨戦態勢は整った様子。もちろん高い評価が必要。
1組など特別戦では善戦止まりだが、安定勢力の△5 ゴコウサス(牡5、田口輝彦厩舎)も連争いは十分。
(文/中部地方競馬記者クラブ)