名古屋
2025年04月24日
オウケンボス920m戦4連勝へ「湾岸スターカップ」(名古屋競馬)
4月24日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは、準重賞「湾岸スターカップ」(オープン、名古屋競馬場920メートル)。
展開がウエートを握りやすい電撃920メートル戦だが、距離巧者◎8 オウケンボス(牡4、竹下直人厩舎)に期待する。昨年12月にこの距離初挑戦で勝利すると、出走機会として3連勝。前走はA級1組への格上挑戦ながら逃げ切って2馬身差の完勝劇。持ち前の快速ぶりを見せつけた。ここを目標にレース間隔をとって仕上がり、調整も十分。持ち時計比較でもまさり、時計勝負でも望むところ。上昇一途のスプリンターがV最短だ。
ポイントは相手探し。前走オウケンボスの0秒5差5着に終わった○11 ラヴラブクロフネ(牝5、坂口義幸厩舎)だが、スムーズに追走できる外の8枠スタートで見直しが必要だろう。
一方、内枠スタートがポイントになるのは▲2 ブライトファントム(牡5、藤ケ崎一男厩舎)。こちらも920メートルは1勝、3着2回の距離巧者。スタートを決めて前々で流れに乗ってレースを進めれば出番がある。
穴は△9 フィードバック(セン9、角田輝也厩舎)。過去2回の920メートル戦は4着止まりも、タイム差は0秒6、0秒5とさほど負けていない。追い切りが動いて直前気配が際だつ。一発あっても驚けない。
(文/中部地方競馬記者クラブ)