笠松
2025年04月04日
イイネイイネイイネに勝機到来「淡墨桜特別」(笠松競馬)
4月4日(金)の笠松競馬メイン第11レースは「淡墨桜特別」(A級2組、笠松競馬場1900メートル)。
A級2組への参戦なら◎4 イイネイイネイイネ(牡6、田口輝彦厩舎)が軸馬にぴったり。昨今は1400メートルの方が末脚が切れる印象があるが、もちろん中距離でも持ち前の堅実ぶりを発揮する。古馬編入後の重賞では掲示板止まりが多いが、近2走のA級1組特別戦で2、3着と勝ち負け。今回は2組に下がり、これといった強敵不在で戦いやすいメンバー構成でもある。昨秋から遠ざかる勝利を飾れるか。
近2走ではともに4着の○6 コトシロ(牝5、森山英雄厩舎)だが、2走前はA級1組、前走が重賞では仕方ないか。今回は一枚落ちのメンバーで、さばきやすい6頭立てなら決め脚を生かせる。直線勝負に持ち込めば突き抜けるシーンも。
▲2 ニホンピロポート(牝6、川嶋弘吉厩舎)は強さとモロさが同居するが、2走前には牝馬限定のA級2組で直線外から鋭く抜け出して快勝した。軽めの調整で臨んだ前走の2組(5着)と違い、中間は調教、追い切りを強化。反撃が期待できる。
3歳時の冴える走りが影を潜める△1 ミトノユニヴァース(牡4、笹野博司厩舎)だが、今回は流れに乗りやすい少頭数。久々に力を発揮していい。
(文/中部地方競馬記者クラブ)