岩手
2025年04月07日
復活フェアリー連勝へ「エイプリルカップ」(水沢競馬)
7日(月)の水沢競馬メイン第12レースは「エイプリルカップ」(B2級、水沢競馬場1400メートル)。
◎10 フェアリー(牝7、千葉幸喜厩舎)は昨年9月、C1級・焼石岳賞快勝後、5カ月あまりの休養を余儀なくされましたが、今年3月に復帰。初戦の850メートル戦で4着を確保し、反応が一変。前走はベストの1400メートル戦に替わって2番手キープから4コーナー先頭。そのまま押し切って完勝しました。同じ水沢1400メートルが舞台なら追いかける手。2連勝へ王手をかけました。
○6 サトノマッスル(牡8、伊藤和忍厩舎)は23年6月、南関東C1から転入後、あっさり3連勝をマーク。好発進を決めました。以降は1勝のみと詰めの甘さが目につきましたが、今季2戦して3、2着。持ち味のシャープさを取り戻しました。ペースが速くなれば一気に突き抜けるシーンまで。
▲4 フェンドオフ(牡10、高橋純厩舎)は典型的な追い込みタイプで、行き脚がついてからの切れが武器。前走、鮮やかなまくりを決めて昨年4月以来の勝利をあげました。展開に注文がつきますが、ここでも末脚が脅威の的。
△8 メイザーキック(牝4、千葉幸喜厩舎)は中央芝・ダートで2着4回から転入。未勝利ながら2、3着各3回。自分の型に持ち込めると渋太さを発揮します。すんなりの流れに持ち込みたいところでしょう。
△3 ゴールデンギフト(牡6、菅原勲厩舎)は昨年6月中旬から精彩を欠いていましたが、終盤2戦を3着にまとめ、前回快勝。久々の勝利で弾みがつきました。
△2 ストームサージ(セン6、畠山信一厩舎)は中央1勝クラスから佐賀2勝を経て転入。初戦2着で通用のメド。
(文/松尾康司)