名古屋
2025年04月09日
反撃なるかリストン「新城特別」(名古屋競馬)
4月9日(水)の名古屋競馬メイン第12レースは「新城特別」(A級4組、名古屋競馬場1400メートル)。
確かな本命不在で混戦ムード。中間気配がアップしている実績馬◎12 リストン(牡5、荒巻透厩舎)を狙いたい。3走前に復帰後初勝利を挙げて復活をアピールしたが、近2走は10、11着と大敗。ともにペースが上がった勝負どころから失速したが、2走前の中間にアクシデントがあり、調教を控えた影響が末脚を欠く原因になったようだ。しかし2走続けて中1週で使われて、調教での気配もアップ。もう少し距離はほしいが、流れに乗りやすい外枠スタートなら相殺できる。重賞3勝の実力派の反撃に期待だ。
連軸という点では堅実差しの○1 マロンアイス(牡5、川西毅厩舎)が上位の存在。復帰後、使われるたびに良化を示し、最近3走は最大でも勝ち馬から0秒6差以内に健闘している。ポイントは1400メートル戦で不利と言われる1枠に入ってさばき切れるか。
モロさが同居するが▲2 ディアモミノル(牡4、竹下太厩舎)は軽視できない。道中の行きっぷりがよく流れに乗った前走2着好走は評価できる。脚質から距離短縮は好材料でV候補の1頭。
勝ちみには遅いが、クラス慣れしてきている△3 リョウライライ(牡5、竹下直人厩舎)も連対候補に欠かせない。
(文/中部地方競馬記者クラブ)