兵庫
2025年04月10日
ドンカポノが勝って重賞戦線へ弾み「春爛漫特別」(園田競馬)
10日(木)の園田競馬メイン第11レースに「春爛漫特別」(A1A2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎2 ドンカポノ(牡7、田中一巧厩舎)は昨年の兵庫大賞典2着馬。今年も参戦を予定しており、今回が3カ月半ぶりとなる。能力検査は軽く流した程度だが、軽快なフットワークで仕上がりの良さを見せた。これまで園田1400メートルでは5戦3勝、2着2回とすべて連対している。好位で脚をためて力強く抜け出してくる。
○10 サイレンスタイム(牡5、柏原誠路厩舎)は重賞で連敗を喫したが、前走は好位から鋭く突き抜けて巻き返しに成功。最後に流す余裕を見せており、着差以上の強さを見せた。これまで兵庫で外枠に入ることはあまりなかったが、4走前は勝負どころで内に包まれてさばくのに手間取っており、むしろプラスに出そうだ。
▲5 サンライズラポール(牡8、柏原誠路厩舎)は兵庫での初勝利がなかなか叶わないが、4戦連続でレース最速の上がりをマークしているようにチャンスは続いている。今回も上位2頭は強力だが、後方からひとまくりを狙う。
☆6 グリーンシアター(牝6、飯田良弘厩舎)は5カ月ぶりの出走になるが、休養した効果で走りっぷりが良くなった。オープン特別戦ではまだ勝利がないが、前が止まる展開になれば上位に食い込める。
△1 スキピオ(牡7、橋本忠明厩舎)は挫跖の影響があり前走は急仕上げだった。今回は試金石になりそうだが、テンの速さを生かして内から先行できれば一変してもおかしくない。
△7 ワンダーカタリナ(牡8、田中一巧厩舎)はA2編入になり55キロで出走できるのは有利。地方のダートは未知数だが、能力検査ではドンカポノとの時計の比較ではわずか0秒1差だった。先行力を生かしたい。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)