名古屋
2025年04月11日
展開を味方にアナンクス「クレマチス特別」(名古屋競馬)
4月11日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「クレマチス特別」(A級2組、名古屋競馬場1500メートル)。
確かな本命馬は不在。近2走は3着も◎3 アナンクス(牡8、地辺幸一厩舎)を狙いたい。展開に左右される差し馬だが、A級へ再昇級後に2連勝。続く2走はともに先行勢に有利なスローペースで3着はむしろ評価できる。今回のメンバーを見ると先行タイプが多く速い流れが予想される。しかも9頭立てとさばきやすく直線一気に期待したい。
○1 ブライトファントム(牡5、藤ケ崎一男厩舎)は3走連続で超短距離の920メートル戦を使われ1、3、3着の好成績。とはいえ今回の1500メートルも3戦して2勝の好相性を誇る。近2走のA級1組から2組に下がってロスのない最内1枠に入った。マイペースで運べれば押し切りが狙える。
▲2 ヴェッツラー(牡8、角田輝也厩舎)はメンバーや距離を問わずしぶとく堅実な走りができる。馬券に必須の1頭だ。
穴はJRAからの転入初戦の△5 ヤップヤップヤップ(牡9、竹下太厩舎)。6歳春に障害へ転向し、オープンでも活躍。平地の芝1勝クラスをひと叩きしての移籍となる。1回しか経験がないダートに加え、初の1500メートルがポイントも、いきなり底力がモノ言っても驚けない。
(文/中部地方競馬記者クラブ)