兵庫
2025年04月16日
キャッツライズが一目散に逃げ切る「穀雨特別」(園田競馬)
16日(水)の園田競馬メイン第11レースに「穀雨特別」(A1A2、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎1 キャッツライズ(牝5、寺地誠一厩舎)は園田の1230メートルに限れば3戦連続で2着に入っており、安定感は抜群。3走前には今回も対戦するスマートセプターからハナを奪いしぶとく粘っており、中身の濃い走りを見せている。今回は最内枠に入り、なにがなんでもハナを奪いに行くだろう。他馬がややリズムを崩している印象で、今回は勝機を迎えた。
○4 スマートセプター(牡6、永島太郎厩舎)は重賞初挑戦となった前走の兵庫ウインターカップでは7着に敗れたが、1230メートルでは4戦4勝と圧倒的な強さを誇る。ただし今回は2カ月半ぶりの実戦で、まだ状態としては本調子手前の様子。2走前にはキャッツライズに苦戦したことから、今回は2番手評価にした。
▲5 ドンフクリン(牡6、田中一巧厩舎)は1年以上勝利から遠ざかっているが、調子は悪くない。前走は勝ち馬に次ぐ速い上がり時計をマークしており、この馬なりに末脚を発揮できている。小牧太騎手と2度目のコンビで復活を目指す。
☆9 エイシントルペード(牡4、坂本和也厩舎)の前走は1230メートルに対応できるかどうかが鍵だったが、すんなり逃げることができて完勝。A1に昇級を決めた。さすがに一気の相手強化で今回は押さえ評価になるが、前走と同じ大外枠に入ったのはプラス。気分よく進められれば大きく崩れることはなさそうだ。
△3 ケンジーフェイス(牡7、中塚猛厩舎)は好調時の勢いが感じられないが、今回は得意とする1230メートルで復活なるか。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)