岩手
2025年04月20日
フリーダムら南関東勢有力「留守杯日高賞」(水沢競馬)
20日(日)の水沢競馬メイン第11レースは、グランダム・ジャパン3歳シーズン「第25回留守杯日高賞」(3歳牝馬、水沢競馬場1600メートル)。
◎7 フリーダム(大井・宗形竹見厩舎)は大井で3勝を挙げ南関東牝馬クラシック路線に名乗りをあげてユングフラウ賞4着から浦和・桜花賞へ挑戦。スタートで出遅れ、4コーナーで前をカットされる不利が重なり、不完全燃焼の10着に終わりました。今度はメンバーが大幅に緩和されて絶好の勝機。重賞初制覇に王手をかけました。
○11 モンゲーキララ(川崎・鈴木義久厩舎)は川崎で3勝をマーク。重賞へも3度挑戦の実績を誇ります。2戦連続で9着でしたが、浦和・桜花賞は大外枠。向正面で4番手まで押し上げましたが、直線は力尽きた印象でした。今回はその2戦の経験が生きる一戦です。
▲2 ファーマビューティ(大井・大宮和也厩舎)は北海道2勝、2着3回から大井へトレード。移籍3戦目を快勝しました。ここ3戦は着外続きですが、激戦区で戦ってきたのは事実。上位の一角を形成します。
△1 スノーミックス(永田幸宏厩舎)はトライアル・あやめ賞10着。初めて大敗を喫しましたが、先行馬が総崩れの展開。経験差も出たかもしれません。その後は軌道修正に専念し、巻き返しに意欲満々。
△3 フタイテンホイール(齋藤雄一厩舎)は中央から里帰りして2戦とも4着。馬体が戻らないだけではなく、パワーの要る馬場も合わなかったか。軽い走路になれば反撃へ。
△10 ステイクラッシー(瀬戸幸一厩舎)はあやめ賞で2着確保。差しに転じて末脚を生かせるようになりました。
(文/松尾康司)