岩手
2025年04月27日
古豪ヘリオス注目の転入初戦「栗駒賞」(水沢競馬)
27日(日)の水沢競馬メイン第11レースは短距離重賞「第37回栗駒賞」(水沢競馬場1400メートル)。
◎10 ヘリオス(セン9、千葉幸喜厩舎)はダートグレードの常連。重賞未勝利ながら、22年のマイルチャンピオンシップ南部杯JpnIで果敢に逃げて強じんな粘りを発揮。ハナ差2着に惜敗しました。ほかにダート重賞で2着5回、3着2回。中央ダート8勝から高知1400メートル戦を快勝して岩手入り。大物転入で話題を呼び、満を持して栗駒賞から始動します。地方ダートは望むところ。好発進を決め、シアンモア記念へ弾みをつけるか注目の一戦です。
○11 ミニアチュール(牝5、佐藤祐司厩舎)は昨年、重賞3勝、桐花賞2着などの成績を残し、23年の3歳最優秀馬に続いて岩手最優秀牝馬の栄誉を獲得しました。今季初戦は逃げの手に出て3着に終わりましたが、実戦を使われながら調子を上げていくタイプ。変わり身があれば反撃必至。
▲7 スターシューター(牡7、櫻田浩樹厩舎)は大井13勝、A1に在籍。昨年11月に転入し初戦を快勝。その後は鳴りを潜めていましたが、白嶺賞で鮮やかなまくりを決めて快勝。得意の1400メートル戦で重賞2連勝を狙います。
△9 スプラウティング(セン6、酒井仁厩舎)は中央ダート1400メートル3勝。3勝クラスでも2着2回の実績があり、いきなり勝ち負けまで。
△2 エメラルドビーチ(牡5、佐藤雅彦厩舎)も中央3勝クラスから転入。転入前のレースは直線で挟まれる不利がありました。
△5 レディブラウン(牝7、千葉幸喜厩舎)は白嶺賞2着。決め手の差が出ましたが、見せ場十分。
(文/松尾康司)