岩手
2025年05月13日
B級なら力上位レールガン「紫陽花賞」(盛岡競馬)
13日(火)の盛岡競馬メイン第11レースは「紫陽花賞」(B1級、盛岡競馬場ダート1800メートル)。
◎9 レールガン(牡8、佐藤浩一厩舎)はシーズン初戦からあっさり2連勝。B級では地力が違うとばかり、豪快なまくりを決めました。前走は3着でしたが、勝ったライトフィールダーを誉めるべき。自身はメンバー最速の上がりを駆使して0秒3差まで詰め寄りました。今度は能力をフルに発揮できる盛岡に舞台が替わり、距離延長も望むところ。前走のうっ憤を晴らし、A級へ返り咲きたいところでしょう。
○2 サトノバトラー(セン7、伊藤和忍厩舎)はセレクトセールで高額落札された良血馬で、東京ダート2100メートル戦で1、3着各1回、ダート2400メートルで2、3着各1回という典型的なステイヤー。9カ月ぶりを2度使って新天地を求めてきました。時計のかかる地方ダートで一変の可能性があり、素質開花するか注目の一戦です。
▲4 ジャッジ(牡8、三野宮通厩舎)は中央のダート1700、2100メートル各1勝から一昨年に転入。冬休み明けからの2戦は仕上がり途上で着外でしたが、近2戦を3、4着にまとめて上昇ムード。走り頃を迎えました。
△8 フークエンジェル(牝5、齋藤雄一厩舎)は浦和・桜花賞3着、留守杯日高賞3着など牝馬路線で活躍。前走B2級・メイカップは5着でしたが、盛岡1800メートルを経験したのが強み。
△6 メイショウメイスイ(牡7、菅原勲厩舎)は無類のタフさが身上。今季5戦し、1、2着各1回を含め全て掲示板内と安定しています。
△11 サンエントジアスタ(牝5、菅原勲厩舎)は岩手生え抜きで5勝、2着8回、3着9回。今季5戦で2着2回、3着1回と堅実さを誇示。
(文/松尾康司)