笠松
2025年05月16日
C級では能力が違うハワイアンアイコン「鵜匠特別」(笠松競馬)
5月16日(金)の笠松競馬メイン第11レースは「鵜匠特別」(C級1組(イ)、笠松競馬場1400メートル)。
勝ち上がり対決のハイレベル戦だが主役の座は◎2 ハワイアンアイコン(牡4、笹野博司厩舎)だ。中央在籍時の3戦はすべて二桁着順も、当地移籍で素質開花。転入初戦となったC級19組を4馬身差の快勝で仕留めると、その後の11組特別、12組特別ともに先行して完勝で無傷の3連勝。勝ちっぷりの良さからC級では能力が違う印象すらある。ゆったり間隔を取ったローテーションで臨むのも陣営の期待の表れだろう。中間のムードに追い切り気配も依然いい。初の1組特別参戦もあっさり突破してみせる。
○3 オニユリ(牝5、藤田正治厩舎)も当地7戦で6勝を誇る好素材。唯一敗れた3走前は8カ月ぶりの一戦で位置取りが悪く流れに乗れなかったためと敗因は明白。休養前の昨年7月、前走とC級1組特別を4コーナー先頭から押し切った実績の持ち主。先行態勢に持ち込めれば当然勝ち負けだ。
▲5 コンバットトーラス(牡4、笹野博司厩舎)が逃げ切った前走1400メートルの勝ちタイム1分29秒1は評価できる。先行馬が多いだけに再度先制がかなうかがポイント。
使われながら調子を上げ、前走の勝ちっぷりが豪快だった△7 カズヴィトシャ(牡4、笹野博司厩舎)もV圏内。
(文/中部地方競馬記者クラブ)