岩手
2025年05月06日
JRA3勝リッキーマジック転入初戦「スプリント特別」(盛岡競馬)
6日(振・火)の盛岡競馬メイン第11レースは「スプリント特別」(オープン、盛岡競馬場ダート1200メートル)。
◎9 リッキーマジック(牝6、板垣吉則厩舎)は東京ダート1600メートルでデビュー2連勝を飾った逸材。以降は未勝利でしたが、23年10月、東京ダート1300メートルで3勝目をマーク。その後は着外が続き、岩手へ新天地を求めてきました。近走はスタートが課題ですが、尾っぽを取ることができる地方競馬向き。好発進を決め、重賞路線へ殴り込みをかけるか注目の一戦。
○7 ラストバリオン(牡7、木村暁厩舎)はデビュー3戦目の中京ダート1200メートル戦を勝ち上がり、その後は南関東へトレード。1000メートル以下で7勝をあげ、B1級から今年3月に転入し、初戦の白嶺賞8着。1400メートルが長かった印象でしたが、850メートルへ短縮されて前回快勝しました。今度は1200メートルへ延長されますが、仮にこなせれば選択肢が増えるのは確実。
▲3 ゲンパチプライド(牡6、村上実厩舎)は昨年3月、中央2勝クラスから転入。重賞・白嶺賞、栗駒賞で連続2着を確保しました。今季は2戦連続で3着止まりですが、叩かれながら状態アップ。首位奪取のシーンまで。
△6 エスクマ(牡5、佐藤浩一厩舎)は岩手生え抜きで通算9勝。目下4連勝と破竹の進撃を続け、オープン初戦も突破しました。1200メートル未経験ですが、勢いに乗っています。
△4 ドルズプライスレス(牡6、伊藤和忍厩舎)は控える競馬に転じて安定感が出てきたのが収穫。
△5 オスカーブレイン(牡4、小林俊彦厩舎)は1200メートル重賞2勝。すんなり先手なら侮れず。
(文/松尾康司)