笠松
2025年05月02日
笠松得意なアルバーシャ「カーネーションオープン」(笠松競馬)
5月2日(金)の笠松競馬メイン第10レースは「カーネーションオープン」(A級1組、笠松競馬場1900メートル)。
再び笠松出張戦に矛先を向けてきた実力派◎3 アルバーシャ(牡7、今津博之厩舎)が実力発揮だ。近2走の地元名古屋のA級1組特別戦や昇竜戦では4、5着と善戦止まりに終わる。しかし3月の同距離の当地A級1組特別では鋭い決め脚を発揮してイイネイイネイイネらを相手に快勝した。手ごろな相手関係に変わる笠松へ勝利を求めての参戦。事実、当地では【2・0・3・1】の好成績を残している。中間は追い切りを強化し、好ラップをマークするように気配も悪くない。さばきやすい8頭立てなら内枠もさほど問題にはならない。力の違いをみせつけたい。
打倒アルバーシャを狙うのが○5 イイネイイネイイネ(牡6、田口輝彦厩舎)。重賞では掲示板確保がやっとの近況も、近3走のA級1組や2組ではすべて馬券貢献。持ち前の堅実差しを発揮する。前走は2組ながら早めに先頭に立って7馬身差圧勝劇で強烈にアピール。アルバーシャには2走前に1秒7差つけられたが、道中不利もあったようだ。スムーズに運んでリベンジへ。
上位2頭は強力だが▲8 チュウワエース(牡6、加藤幸保厩舎)は上り調子。中央1勝クラスでは厚い壁に阻まれたが、もまれた成果か再転入後は道中の行きっぷりよく2、1着。前走の2組は2番手からしっかり抜け出し2馬身差快勝で決めている。前々での競馬で二強の牙城を崩すか。
穴は△2 キングオブザナイル(牡5、安部幸夫厩舎)。アルバーシャ同様に笠松の方が走りもよく好成績。1500メートルだったが前走は地元名古屋のA級2組を完勝。笠松戦なら馬券に欠かせない。
(文/中部地方競馬記者クラブ)