岩手
2025年05月04日
転入初戦リケアカプチーノ対他地区勢「ダイヤモンドカップ」(盛岡競馬)
4日(祝・日)の盛岡競馬メイン第12レースは「第45回ダイヤモンドカップ」(3歳東日本交流、盛岡競馬場ダート1800メートル)。
◎2 リケアカプチーノ(牡、菅原勲厩舎)は高知デビューで8戦5勝、2着3回。連対パーフェクトを継続しています。名古屋・スプリングカップは7馬身差の2着に完敗しましたが、初輸送がこたえて体重はマイナス10キロ。コースにもとまどった印象でした。続く地元戦を完勝で軌道修正し、直後に転入。初の左回り、当日輸送など克服する課題は少なくありませんが、実力は証明済み。遠征馬を迎撃し、岩手一冠目制覇へまい進します。
○3 バリウィール(牡、北海道・小国博行厩舎)は昨年、南部駒賞で逃げ切りを決めて重賞初制覇。ブルーバードカップJpnIIIは6着に終わりましたが、水沢・ネクストスター北日本を快勝しました。タイプ的に1800メートル向きは明らか。相性抜群の岩手で重賞3勝目に王手をかけました。
▲6 アサマ(牡、北海道・田中淳司厩舎)は門別1700メートルを専門に使われて5戦3勝、2着1回。8月のブリーダーズゴールドジュニアカップ4着後、戦列離脱を余儀なくされましたが、復帰戦を快勝。8カ月ぶりの実戦をモノともしませんでした。ひと叩きされてさらに上昇が確実。
△10 シーソーゲーム(牡、大井・藤田輝信厩舎)は福島ダート1700メートル・2歳新馬戦を快勝。その後、2戦を使って大井へトレード。初戦を完勝して前走2着。あっさり首位まで。
△1 ステラビアンカ(牡、北海道・田中淳司厩舎)は南部駒賞で離された3着でしたが、輸送を経験済み。
△5 ゴールドモーニン(牡、川崎・岩本洋厩舎)は重賞・若武者賞2着の実績が光ります。
(文/松尾康司)