兵庫
2025年06月11日
スマートメイスが押し切るか「JA全農ラドファ杯」(園田競馬)
11日(水)の園田競馬メイン第11レースに「JA全農ラドファ杯」(B1B2、園田競馬場820メートル)が行われる。
◎10 スマートメイス(牡8、有馬澄男厩舎)は戦列復帰した2走前は出遅れ、前走は直線で抜け出したところを重賞2勝馬のリケアサブルに差されてしまって、ともに2着だった。ややツキがなかった印象だが、今回はたたき3走目でさらに調子を上げている。外枠も歓迎で、押し切りを狙いたい。
○5 シリアスヒッター(牡6、田中範雄厩舎)は3月に戦列復帰してからもうひと押しという内容が続く。前走も直線で先頭に立ってそのまま粘り切る勢いだったが、最後は負担重量58キロが響いて脚が止まってしまった。今回は格上B1との混合になり56キロで出走できるのは有利。スタートが決まれば勝ち負けになる。
▲6 メイストーム(牡7、保利良次厩舎)は820メートルに目先を変えてから3、1着と好調。前走は粘り込みをはかるシリアスヒッターをゴール前できっちりと捉えた。決め手は今回のメンバーでも上位級で、あとは流れが向くかどうか。
☆8 ラブミーテキーラ(牝4、飯田良弘厩舎)は逃げが理想だが、近走はハナに行き切れなくても粘りを見せており7戦連続で5着以内と安定感を見せている。今回も同型馬はそろっているが、大きく崩れることはなさそうだ。
△9 ディスケガウデーレ(牡6、北野真弘厩舎)はB1に降級したことで前走3着と復調を示した。2年前の園田FCスプリント4着馬で、実力があることは間違いなし。前走の勢いに乗って一発を目指す。
△11 ウィンザーロア(牡5、田村彰啓厩舎)は内枠に入った前走ではスタートが決まらなかった。外枠からスッと先行できれば上位争いに食い込める。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)