笠松
2025年06月02日
マイルも問題なしアルマヴィーヴァ「若鮎特別」(笠松競馬)
6月2日(月)の笠松競馬メイン第11レースは「若鮎特別」(3歳1組、笠松競馬場1600メートル)。
勝って同条件と参戦アドバンテージが魅力の◎7 アルマヴィーヴァ(牡、後藤佑耶厩舎)がもちろん主役だ。1400メートルだった前走の1組特別戦を、好位から直線鋭く抜け出し1馬身半差で快勝。2走前の特別戦もクビ差辛勝ながら2番手からソツのない運びで仕留めており、メキメキ力をつけてきている印象だ。前走から200メートル延長する当地マイルは経験済で2戦1勝。メンバーに距離実績が少ない馬が多いのも有利に作用する。中間気配も依然好ムードで、3連勝へ期待は高まる。
逆転をうかがうのは距離が合いそうな○2 オオイリブクロ(牡、藤田正治厩舎)。2走前はアルマヴィーヴァに1秒7差で完敗したが、前走の2組では2番手から豪快に抜け出し、仕切り直しの一戦を鮮やかな勝利で飾った。前走時以上に追い切りが動いて、さらにこの中間は上昇ムード。末脚にいいものがあり、本質的に中距離が合いそうなタイプ。2走前の雪辱を狙う。
距離がポイントなのは▲1 テルケンユミムーン(牝、後藤佑耶厩舎)。転入後【2・2・1・0】とすべて馬券貢献する好素材で前走3着もアルマヴィーヴァに0秒4差と大きく負けていない。先行力がセールスポイントで、ロスのない絶好の1枠スタートでもある。鍵はデビュー以初めてのマイル克服になる。
堅実派で好調をキープしている△6 アルマ(牝、後藤正義厩舎)も連争いが可能。
(文/中部地方競馬記者クラブ)