ばんえい
2025年06月16日
エムタカラの連勝に期待「ゴールドトロフィー」(ばんえい帯広競馬)
6月16日(月)のばんえい帯広競馬メイン第11レースに「第16回ゴールドトロフィー」(3歳以上選抜)が行われます。
昨年度の勝利度数上位10頭による選抜戦。別定重量で最軽量が600キロのスカーレット、カツエアリー、610キロがレイリーキング、650キロがコーワホープ、コウシュハテンセイ、660キロがサクラヤマト、ジェイライフ、ローランド、エムタカラ、トップハンデ670キロがジェイホース。その差は70キロで、B4級からA1級まで幅広い格付けの対戦となります。
◎9 エムタカラ(牡5、金田勇厩舎)660キロを本命に推します。昨年度は7勝を挙げている実力馬です。前走B1級-3組混合戦は鈴木恵介騎手の好騎乗もあって障害を先頭で切り、直線は2着ジェイライフ、5着スーパーシンとの叩き合いを制し、0秒4の僅差で今季初勝利を挙げています。今回は特別戦ですが前走から10キロ増ならスピードで押し切れそうです。
○3 ジェイライフ(牡5、坂本東一厩舎)660キロが対抗です。昨シーズンは6勝を挙げている障害巧者です。以前はスタートダッシュが付かずに後方から進む展開が多く、厳しい流れのレースが多かったジェイライフですが、今季は騎手の手替わりもあり、前走でも好位を進み、障害も1着エムタカラとは差のない3番手、直線では競り負けましたが、0秒4の僅差なら巻き返しは可能です。
▲4 ローランド(牡5、槻舘重人厩舎)660キロが3番手です。1月のダイヤダスト賞(5歳オープン)で1着、3月のスターライト特別(同)でも2着マルホンリョウユウを0秒4差でしりぞけ1着と、昨シーズン6勝を挙げた快速馬です。今季は卯月特別(A2級混合)5着、前走A2級特別も5着と、勝てないまでも大きくは負けていません。
(文/小寺雄司)