岩手
2025年07月06日
芝を舞台に3歳馬が争う「サファイア賞」(盛岡競馬)
今週から盛岡競馬が開幕。7月6日(日)のメイン第12レースは、3歳重賞「第18回サファイア賞」(盛岡競馬場芝1700メートル)。
◎7 ゲレル(牝、菅原勲厩舎)は中央未勝利から転入後、余裕で4連勝。前走も圧倒的1番人気に支持されましたが、スタート後に脚を滑らせるアクシデント。それが尾を引いて6着に終わりました。この一戦で評価ダウンは早計ですし、今度は盛岡芝が舞台。札幌芝1500メートルで0秒2差3着の実績があり、札幌と同じ洋芝は望むところ。重賞初制覇へまい進します。
○8 フタイテンホイール(牝、齋藤雄一厩舎)は岩手4戦1勝から中央入り。6戦して7着3回が最高でしたが、相手が牝馬クラシックを目指す強豪たちでは仕方なし。今年3月、里帰り後は入着一杯ですが、パワーの要るダートにも手こずっている印象。待ちに待った芝を迎えてエンジン全開。
▲2 エイシンダリア(牝、石川栄厩舎)は昨年、盛岡芝1000メートルの新馬戦を完勝。上がり35秒5の強烈な末脚で勝利をもぎ取りました。続くダート変更された若鮎賞は7着。その後、中央入りしましたが、2戦着外に終わり、園田1戦を経て再転入。芝なら一発を秘めています。
△9 ラヴェイ(牡、小西重征厩舎)は北海道のJRA認定新馬戦を完勝。4戦目のJRA札幌・クローバー賞8着後に岩手入り。12月末の金杯を制しました。今季初戦2着後は精彩を欠いていますが、芝で一変なるか。
△5 アイヨトワニ(牝、齋藤雄一厩舎)は転入2戦目からすべて3着以上。芝も中央2戦で経験済み。
△10 ユウユウスプレマン(セン、飯田弘道厩舎)は重賞路線で強豪に揉まれてきました。
(文/松尾康司)