名古屋
2025年07月25日
昇級初戦フィフティズが逃げ切り狙う「鰻特別」(名古屋競馬)
7月25日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「鰻特別」(A級3組、名古屋競馬場1700メートル)。
昇級初戦でも◎2 フィフティズ(牡4、安部幸夫厩舎)に魅力がいっぱい。転入当初の春先は1400〜1500メートルを使われ成績はいまいちだったが、4走前から中距離に矛先を向けて躍進。粒ぞろいのメンバーだったC級1組特別でしぶとく2着に粘り込み、B級昇級後の近3走は1、3、1着。特に前走のB級以下による準重賞・あすなろ杯はマイペースで逃げると、3コーナー過ぎから再び引き離して2着に3馬身差をつける完勝で、蓄える力と上がり馬の勢いを見せつけた。2戦2勝と得意の1700メートルで、これと言った強敵は不在。注文通り先行態勢を築けば初のA級でも即通用だ。
ライバルは実力派○11 ハッピーミーク(牝5、角田輝也厩舎)。復帰戦だった2走前は失速したが、ひと叩きした同条件・同距離の前走では好位からしぶとく脚を伸ばしてアタマ差2着に食い込み、改めて力を証明した。7・8月は6戦して3着以内4回と夏場も苦にしないタイプで、前走の勝ち馬は不在。当然勝ち負けだ。
▲4 ツキシロ(牡4、坂口義幸厩舎)も有力なV候補。前走でハッピーミークと半馬身差の好勝負(3着)を演じ、6月の中央条件交流戦では難敵相手に2着がある。勝ちみに遅いが追い比べに持ち込めば当地初勝利も。
堅実駆け△6 エピックナイト(牡4、瀬戸口悟厩舎)も差はわずか。
(文/中部地方競馬記者クラブ)