ばんえい
2025年08月10日
4連覇中メムロボブサップが堂々と「ばんえいグランプリ」(ばんえい帯広競馬)
8月10日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第37回ばんえいグランプリ」(3歳以上選抜)が行われます。
ファン投票によるばんえい十勝夏の風物詩。最軽量が790キロのメムロボブサップ、キングフェスタ(牡6、小北栄一厩舎)など4頭、800キロがインビクタとクリスタルコルド(牡6、西弘美厩舎)、トップハンデ810キロがコマサンエースでその差は最大20キロと微妙です。
◎7 メムロボブサップ(牡9、坂本東一厩舎)790キロを本命に推します。怪我で休養していた主戦の阿部武臣騎手の復帰に合わせての今季初戦・サマーカップで見事勝利を収めています。ばんえいグランプリは5連覇がかかりますが、790キロは恵まれたハンデ。強い姿を披露してくれそうです。
○5 インビクタ(牡9、松井浩文厩舎)800キロが対抗です。今季7戦して未勝利ですが、障害は毎回ひと腰の巧者。ばんえい十勝オッズパーク杯はコマサンエースの4秒5差の3着、北斗賞は同馬の2秒2差の2着、旭川記念はクリスタルコルドの1秒8差の2着の安定感を誇ります。メムロボブサップより10キロ重いハンデは厳しいですが、前残りへ期待がかかります。
▲6 コマサンエース(牡9、金田勇厩舎)810キロが3番手です。王者メムロボブサップが不在だったとはいえ、ばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞の重賞2連勝と力をつけています。メムロボブサップと20キロ差で正念場です。
(文/小寺雄司)