兵庫
2025年08月07日
B1限定でエイノスケが奮起する「どこやねん!加東市!特別」(園田競馬)
7日(木)の園田競馬メイン第11レースに「どこやねん!加東市!特別」(B1、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎1 エイノスケ(牡7、土屋洋之厩舎)は3戦ぶりに1400メートルへ矛先を向けてきた。ここ2走は次週の摂津盃でも上位人気が予想されるエイシンレオに差をつけられたが、この馬なりに直線で脚を使えている。両レースともB2との混合で58キロを背負わされていたが、今回はB1単独で57キロに重量が減り、傑出馬が不在のこの相手なら上位争いになる。
○5 マダムホーク(牝4、寺地誠一厩舎)はB1昇級後も2戦連続で4着に入っており、この中では堅実に走っている。前走は激しい主導権争いになって息が入らずに直線で伸びを欠いたが、外から寄られる不利などもあって大きく負けた印象はない。今回は同型のイスラアズールがいるが、調子の良さはこちらが上ですんなり先行できそうだ。
▲8 スカーレットジンク(牡7、田中一巧厩舎)は兵庫に転入してから5戦して1度も馬券に絡んでいないが、前走は序盤から積極的に前で運んで粘っており内容は悪くなかった。今回はB1単独で自分のペースで運べるようなら上位を狙える。
☆7 トリプルスリル(牡6、碇清次郎厩舎)は昨年の新春賞3着馬だが、その後は目立った成績を挙げられず、休養を挟んで今回がB1降級戦になる。まだ仕上がり途上のうえ、主戦場は中距離以上で1400メートルでは距離不足とあまり強調材料はないが、相手が緩和されており、この馬の末脚がさく裂してもおかしくない。
△6 ピコサン(牡4、長倉功厩舎)は転入初戦で4着とまずまずだったが、先行できた点は収穫だった。砂をかぶらずに運べれば見せ場があるか。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)