岩手
2025年08月03日
牝馬同士ならピカンチフラワー「ひまわり賞」(盛岡競馬)
3日(日)の盛岡競馬メイン第12レースは岩手版オークス「第39回ひまわり賞」(3歳牝馬、盛岡競馬場ダート1800メートル)。
◎2 ピカンチフラワー(板垣吉則厩舎)は昨年の岩手2歳新馬勝ち第1号。牝馬の地方全国交流・プリンセスカップ4着後、南関東へ移籍し2戦して7、4着後に里帰り。初戦のあやめ賞を快勝しました。以降はイーハトーブマイル2着、前走・ウイナーカップ2着。牡馬相手に好走を演じ、今回は牝馬限定戦。1800メートルに若干不安はありますが、総合力でカバー。重賞2勝目に王手をかけました。
○6 オールニッポン(伊藤和忍厩舎)は中央では芝2000メートル以上を使われて転入。下級条件でしたが、初戦を快勝して好発進を決めました。母系はエアグルーヴ、ダイナカールの系統で父母は日米オークスを制したシーザリオ。まさにオークス向きの血統。距離延長も味方にアッサリまで。
▲10 ヴァイスウィッチ(伊藤和忍厩舎)は逃げ馬のイメージがありましたが、前走は2番手から抜け出しを決めて快勝。収穫の多い一戦でした。未知の1800メートルですが、自分の競馬に徹すれば克服できそうです。
△4 スマイルプラス(千葉幸喜厩舎)は中央2戦未勝利から岩手入り。相手にも恵まれましたが、1〜3着各2回とすべて馬券対象を果たしています。メンバーが大幅に強化されましたが、相手なりに駆ける堅実さで上位確保。
△1 スノーミックス(永田幸宏厩舎)は金沢で2戦し再転入。留守杯日高賞3着の実績もあり、好勝負必至。
△5 ノヴェルウェイ(伊藤和忍厩舎)は転入後5着が最高ですが、やまびこ賞で1800メートルを経験したのが強み。
(文/松尾康司)