岩手
2025年08月11日
チカッパ復活なるか「クラスターカップ」(盛岡競馬)
11日(祝・月)の盛岡競馬メイン第11レースは「第30回クラスターカップJpnIII」(盛岡競馬場ダート1200メートル)。
◎6 チカッパ(牡4、JRA・中竹和也厩舎)は昨年、3歳限定の北海道スプリントカップJpnIII、東京盃JpnIIを連勝。佐賀のJBCスプリントJpnIはタガノビューティーの強襲に屈しましたが、見せ場を作って2着に粘りました。以降はサウジアラビア遠征を含めて3戦着外に終わっていますが、今度は帰国2戦目。復活の勝利を飾り、秋のビッグレースへ弾みをつけたいところです。
○4 サンライズアムール(牡6、JRA・小林真也厩舎)は通算8勝。昨年12月、カペラステークスGIIIで重賞初挑戦。超ハイペースをしのいで0秒2差4着に粘りました。続く2戦は着外でしたが、前回快勝。逃げ込みを図るテイエムトッキュウをきっちり差し切りました。今回は負担重量54キロを味方に重賞制覇へ王手をかけました。
▲7 アドバンスファラオ(牡5、JRA・森秀行厩舎)はダート路線を歩み、デビュー2戦目の福島1150メートルを快勝。以降1400メートル3勝、1200メートル1勝。ここ3戦は出遅れ、内に包まれるなどの不利もあり仕方なしの結果。逃げ、もしくはすんなり好位キープなら持てる能力をフルに発揮。
△9 ダノンスコーピオン(牡6、JRA・福永祐一厩舎)はNHKマイルカップを優勝したGIホース。続く富士ステークスGII・3着以降は精彩を欠いて今年3月からダートへシフト。2戦目の東京スプリントJpnIIIでメンバー最速の上がりを披露して0秒3差6着。これでメドが立ちました。
△14 ヒビキ(牡5、JRA・辻野泰之厩舎)はダート短距離で4勝。中京1200メートル2勝なら左回りは歓迎。
(文/松尾康司)