岩手
2025年08月19日
北海道ブルーメンガルテンが重賞制覇へ「ジュニアグランプリ」(盛岡競馬)
19日(火)の盛岡競馬メイン第10レースは地方全国交流重賞「第27回ジュニアグランプリ」(2歳、盛岡競馬場芝1600メートル)。
◎12 ブルーメンガルテン(牡、北海道・角川秀樹厩舎)は1着賞金500万円と高額なJRA認定スーパーフレッシュチャレンジで2着から2戦目を完勝。前走は出負けして後方からの競馬を強いられましたが、大外から鋭く伸び、負けて強しの内容でした。芝は未経験ですが、絶対能力の高さでカバー。重賞初挑戦での制覇に王手をかけました。
〇8 セイクリスティーナ(牝、佐々木由則厩舎)はトライアル・若鮎賞(芝1600メートル)を完勝。大外12番枠に入りましたが、うまく内に入れて直線で弾けました。走破タイム1分39秒1はレースレコードで能力の高さを証明する数字。毎年、北海道勢は強力ですが、地の利と芝経験を生かして迎え撃ちます。
▲2 クラウニングカップ(牡、北海道・田中淳司厩舎)はデビューから一貫して門別1700メートルを使って1勝、2着2回。前々走で2着に退けたミリオンクラウンは、16日のコスモス賞(JRA札幌芝1800メートル)で2着確保。レベルは推して知るべし。初の左回りが若干不安ですが、1周競馬を経験済み。
△10 ベイビーザロック(牡、北海道・小野望厩舎)はデビュー4戦目の門別1200メートルで初勝利。5番手からきっちり差し切りました。父マテラスカイはダート短距離で活躍しましたが、母父クロフネは芝ダート兼用のタイプでした。
△13 トゥーナスタディ(牡、齋藤雄一厩舎)は若鮎賞2着から前走2度目の芝1600メートルで快勝。キャリアを生かします。
△7 イタズラベガ(牝、菅原勲厩舎)は初めて芝コースを2着で問題ないことをアピール。
(文/松尾康司)