笠松
2025年08月26日
ホーリーホックが逃げ切り狙う「処暑特別」(笠松競馬)
8月26日(火)の笠松競馬メイン第11レースは「処暑特別」(B級1組、笠松競馬場1400メートル)。
勝ち上がり馬が多いハイレベル戦。多くの馬にチャンスがありそうだが◎5 ホーリーホック(牝5、田口輝彦厩舎)からの狙いがベター。2走前は強敵相手の名古屋出張戦で大敗を喫したが、地元に戻った前走で今春復帰後の2勝目を飾った。絶好の1枠からスタートを決めて注文通りに主導権を握ると、勝負どころの3コーナーで加速し後続を振り切っている。昨年8月の笠松A級2組特別(1400メートル)では2着、今年3月には園田・A級2組特別で3着に食い込んでいる実績派でもある。好調な同型ライバルが揃うも、ワンクラス上のスピードと力を見せつけたい。
○6 インヴェスター(セン4、森山広大厩舎)も前走内容が光った1頭。2番手で流れに乗り、絶好の手応えで3コーナー手前で先頭に立つと、直線突き放して6馬身差で勝利。走路改修工事での休養が圧勝劇につながったのだろうか。B級に上がって以降連続で馬券に絡んだことはないが、豪快な勝ちっぷりは高評価が欠かせない。
穴は▲4 ミノコクシュタルク(牡4、大橋敬永厩舎)。流れに左右される典型的な差し馬で、近走は善戦止まり。しかしA級でも馬券貢献実績があるようにハマった時の末脚は折り紙付き。先行馬が多いメンバー構成で速い流れになる可能性が高い。激しい展開になれば勝利まで。
ひと息入った前走で先行力を取り戻した△9 シントーローズ(牝4、藤田正治厩舎)も侮れない。
(文/中部地方競馬記者クラブ)