笠松
2025年08月27日
転入初戦ヒフミバンダムの力上位「入道雲特別」(笠松競馬)
8月27日(水)の笠松競馬メイン第10レースは「入道雲特別」(3歳1組、笠松競馬場1400メートル)。
各馬に一長一短があって混戦ムード。転入初戦の◎3 ヒフミバンダム(セン、後藤佑耶厩舎)をいきなり狙い撃ちしたい。中央在籍時にはデビュー3戦目で初勝利を挙げた好素材。1勝クラスへの昇級当初は大敗が続いたが、前走では1秒4差の9着と初の一桁着順。小回り適性や初の地方コースなど、未知な面はもちろん多い。ただ直前の追い切り気配は上々。中央1勝での3歳1組編入は有利な条件で、これと言って強敵不在のメンバー構成。人気になる前に先物買いだ。
連軸という点で上回るのは○9 テルケンユミムーン(牝、後藤佑耶厩舎)。前走は軽快に逃げたが、4コーナーでかわされて4着。3走前も10着に終わったように、現状1600メートルでは粘りが甘くなるようだ。しかし今回の笠松1400メートルは【2・3・1・0】の絶好舞台。相手の出方をうかがいやすく流れに乗りやすい外枠スタートに変わるのも好都合。巻き返しが期待できる。
同様に距離短縮歓迎は▲10 エイシンジャンブル(牡、笹野博司厩舎)。前走は1600メートルで失速したが、こちらも1400メートルでは【2・1・0・3】と上々の成績を残す。
穴は△7 ビービーラフター(牡、加藤幸保厩舎)。転入初戦の前走は流れに乗れず見せ場なく終わった。しかし南関東や高知での戦歴から上位での活躍が期待できる1頭。叩き2走目で一変があっても驚けない。
(文/中部地方競馬記者クラブ)