笠松
2025年08月29日
連勝中アルサーフィが主役「夏の余韻特別」(笠松競馬)
8月29日(金)の笠松競馬メイン第11レースは「夏の余韻特別」(A級2(b)組、笠松競馬場1400メートル)。
上昇一途の◎5 アルサーフィ(牡4、後藤佑耶厩舎)が当然主役だ。A級昇級後の2戦とも好内容で連勝。2走前は手ごろなメンバー構成のA・B級混合戦で、好位から抜け出し2着に3馬身差。前走は相手強化の2組特別ながら、3番手を追走すると後続の仕掛けに呼応し早め先頭からナンヨーヴィヨレとの追い比べを制する勝負根性ある走りで、半馬身という着差以上に力とセンスを感じさせる走りだった。前走から200メートル短縮だが距離実績があり、勝って再度2組とアドバンテージもある。目下4連勝と勢いも魅力。5連勝へ視界が広がる。
相手筆頭はその○1 ナンヨーヴィヨレ(牡7、藤田正治厩舎)。ダートの中央2勝クラスで複数の馬券貢献歴がある実績馬。当地転入後の3戦すべてA級2組特別で1、3、2着と、好位から安定したレース運びで好結果を残す。ポイントは3歳時以来、久々となる1400メートルへの対応となりそう。
▲7 チュウワエース(牡6、加藤幸保厩舎)は約2カ月半ぶりの実戦も馬券に欠かせない1頭。気性的にポン駆けが利くうえ1400メートルは【4・2・0・0】の得意舞台だ。
穴はただ1頭の3歳馬△6 ミランミラン(牡3、田口輝彦厩舎)。3月の3歳重賞・ジュニアグローリーを2番手からの抜け出しで勝利を挙げたが、その後はスランプに陥っている。ただ調教、追い切りムードは依然悪くない。持ち前の先行力が生きる1400メートルに戻り、反撃があっても驚けない。
(文/中部地方競馬記者クラブ)