名古屋
2025年09月03日
JRAレジポッセの末脚が炸裂するか「ヴェスタ賞」(名古屋競馬)
9月3日(水)の名古屋競馬メイン第10レースはJRA交流・名古屋CC「ヴェスタ賞」(A級3組・中央1勝クラス、名古屋競馬場2000メートル)。中央1勝クラスとの交流戦はJRAが優勢で、しかも層が厚い中距離の2000メートルで行われる。
なかでも魅力の存在は◎1 レジポッセ(牝3、JRA・角田晃一厩舎)。芝の新馬戦で5着入着を果たし、ダートに矛先を向けた2戦目に早くも初勝利を挙げた実力派だ。出遅れて最後方追走から、3コーナーで一気に位置取りを上げると、直線突き抜けて、潜在能力と将来性を大きくアピールする走りだった。前走は見せ場も少なく12着に大敗したが、5カ月ぶりの実戦で度外視できる。中間は追い切り本数をこなして、叩き2走目の上積みも見込める。なにより手ごろなメンバー構成に変わる初の地方遠征。最内1枠だがゆったり流れる2000メートルに、展開がばらけやすい地方で包まれる心配は薄い。追い比べに持ち込めば2勝目ゲットだ。
相手は○12 ディオスパーダ(牡3、JRA・小椋研介厩舎)に食指が動く。初の地方だった3月の園田が3着で、初勝利は6月の船橋と、地方コース適性の高さが買い材料。
▲7 ピエナクレスコ(牡4、JRA・谷潔厩舎)は3走前に新潟1800メートルの1勝クラスで2番手追走から直線で粘って0秒4差の5着。地方コース向きの先行力がある。
地元勢では△11 ナムラマイケル(牡5、角田輝也厩舎)に注目。近2走は掲示板止まりだが、ハマった時の末脚は折り紙付き。同距離だった6月のB級1組特別では3コーナーから長くいい脚を使って突き抜けている。速い流れになれば中央勢相手に一発も。
おすすめの買い目
馬単(マルチ)
1⇔7・10・11・12(8点)
3連単(フォーメーション)
1→7・10・11・12→7・10・11・12
7・10・11・12→1→7・10・11・12(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)