兵庫
2025年09月24日
笹川騎手のタンバブショウが主役「チャンピオンジョッキー賞」(園田競馬)
24日(水)の園田競馬メイン第11レースに第32回ゴールデンジョッキーカップ「チャンピオンジョッキー賞」(B2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎12 タンバブショウ(牡3、坂本和也厩舎)は掛かり癖があるが、うまく流れに乗れたときには末脚を発揮できている。今回の鞍上は全国リーディングを独走している大井の笹川翼騎手を迎える。大外枠を引いており、うまくタメをつくれるかどうかが鍵になるが、うまく馬群に入れて折り合いをつけてくるだろう。連勝を期待したい。
○9 モイル(牝5、保利幸作厩舎)は470キロ台まで馬体重が回復してようやく成績が上向いてきた。前走は位置取りが後ろになってしまい着外だったが、先行策が取れれば好走可能。JRAリーディングのトップを走る戸崎圭太騎手が騎乗して巻き返しを図る。
▲6 ブチエー(牝5、栗林徹治厩舎)は近8戦で2勝、3着5回の安定株。2走前は激しい先行争いになり失速したが、近走は控える競馬でも結果を残しており、よほど激しい先行争いに巻き込まれない限りは上位を狙える。栗林徹治厩舎所属の下原理騎手が騎乗しており、テン乗りでも馬のことは把握できている。
☆10 クイッククイーン(牝4、田村彰啓厩舎)は3走前にB2で勝利。使い詰めでここ2走は本来の伸びが見られないが、今回は騎乗経験がある小牧太騎手(兵庫)が騎乗する。ペースがそこまで速くなることはなさそうだが、後方でじっと待機して一発を狙う。
△3 ビナホイアン(牡6、中塚猛厩舎)は不振が続いているが、前崩れとなったときに一発を秘める馬。吉原寛人騎手(金沢)が騎乗しており、内枠でロスなく立ち回ることができればダークホースとなりそうだ。
△8 ウィルダスク(牝3、坂本和也厩舎)の前走はハイペースになって脚を使わされてしまい、ゴール前で失速して5着と3連勝はならなかった。それでも以前ほど気を抜く面は見られなくなっており、気性的に成長を遂げている。今回は横山典弘騎手(JRA)とのコンビでどのような走りを見せるか。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)