笠松
2025年09月25日
地元の3歳同士ならセンゴクブショウ「笠松オーナーズカップ」(笠松競馬)
9月25日(木)の笠松競馬メイン第8レースは「笠松オーナーズカップ」(3歳、笠松競馬場1400メートル)。
好素材◎3 センゴクブショウ(牡、笹野博司厩舎)の連勝に期待だ。3歳重賞戦線では難敵名古屋勢との対戦で思うような成績を残せなかったが、古馬相手のB級戦で5走前、前走と出走機会2連勝。しかも前走は初めて差しに回っての勝利で新境地を開いてみせた。好位のインで折り合って流れに乗っての差し切りで、勝ち時計1分28秒9(良)はこの距離での自己ベストを更新するとともに、同日のB級1組特別より1秒以上速く、改めて能力の高さをうかがわせた。地元馬限定の3歳戦なら2連勝の期待は当然だろう。
○7 ミランミラン(牡、田口輝彦厩舎)は強力古馬に混じっての前走A級2組特別では積極的なレース運びで3着と復活への兆し。3月の3歳重賞・ジュニアグローリーを完勝したタイトルホルダーが今夏復帰後3戦目に続く好走で完全復活をアピールしたい。
▲2 ゴーゴーバースデイ(牝、後藤佑耶厩舎)は条件緩和で変わり身が期待できる。昨年10月のネクストスター笠松からすべて重賞、準重賞を使われていたが久々の特別への参戦。4月には同距離の重賞・新緑賞で1分28秒3(良)の好時計を叩き出して優勝を飾った地力派。流れに乗って運べば2強との差はわずか。
△10 ラグーン(牝、田口輝彦厩舎)は入れ込みやすい気性もあって、強さとモロさが同居する。前走のB級2組特別は直線で早々に失速し、シンガリ負けを喫したが、2走前の2組では古馬相手でもしぶとく3着に食い込んでいた。パドックや返し馬を欠かさずチェックしたい1頭だ。
(文/中部地方競馬記者クラブ)