岩手
2025年10月05日
ミニアチュールの相手探し「ヴィーナススプリント」(水沢競馬)
5日(日)の水沢競馬メイン第12レースは牝馬重賞「第12回ヴィーナススプリント」(水沢競馬場1400メートル)。
◎1 ミニアチュール(牝5、佐藤祐司厩舎)は重賞11勝。今季も牡馬一線級と互角の勝負を演じ、牝馬重賞・フェアリーカップを2秒0の大差で圧勝。待望のシーズン初勝利を飾り、地方全国交流の牝馬重賞・ビューチフルドリーマーカップへ出走。2連覇を狙いましたが、マークが厳しく5着に沈みました。今回は地元の牝馬同士で地力の違いが歴然。2連覇へ王手をかけました。
○7 レディブラウン(牝7、千葉幸喜厩舎)はシーズン初戦の白嶺賞で2着を確保し、早池峰スーパースプリント4着、岩鷲賞4着。今季未勝利ながら相手なりに駆ける堅実さは健在。前走1200メートルのオープン特別戦でも3着にまとめました。好調馬がそろいましたが、実績でリード。次位は譲れません。
▲9 ポンヌフ(牝4、伊藤和忍厩舎)は米年度代表馬ゴーストザッパー産駒。中央ダート2着2回から南関東2着1回後、名古屋へ移籍して2戦目で初勝利をマーク。続いて金沢で3戦して2着1回、3着2回から岩手入り。初戦のフェアリーカップ3着でオープン通用を証明しました。
△11 キャンドルベリー(牝6、工藤裕孝厩舎)は中央未勝利、大井4勝、中央1勝クラスから転入。3勝、2着3回、3着5回とすべて馬券対象になっています。相手強化でも上位争い必至。
△3 ピカンチフラワー(牝3、板垣吉則厩舎)はひまわり賞で3着でしたが、距離が長すぎた印象。初の古馬挑戦ですが、1400メートルはベスト条件。
△12 カリュウ(牝6、伊藤和忍厩舎)は中央ダート短距離2勝。先行争いが激化すれば決め手を生かして一気に台頭。
(文/松尾康司)