笠松
2025年11月28日
ミカエルの相手探し「チャレンジ(2)」(笠松競馬)
11月28日(金)の笠松競馬メイン第12レースは「チャレンジ(2)」(2歳オープン、笠松競馬場1400メートル)。
笠松所属・笠松デビュー馬限定のオープン特別戦なら、力上位の◎10 ミカエル(牝、大橋敬永厩舎)にVチャンスだ。メンバー中唯一の2勝馬で、勝ち星はともに同距離の1組特別を完勝で飾ったもの。9月の準重賞・秋風ジュニアでも連対を果たしているように実績上位は明らか。前走は勝ち馬に振り切られたが、特別での連対キープは力の証し。手ごろな相手との対戦に変わるここでは、持ち時計比較でも上回る。ワンクラス上のスピードと力を見せつけたい。
打倒ミカエルの1番手は○8 エイシンリファイン(牝、笹野博司厩舎)。前走はミカエルの1秒0差3着に終わったが、ひと息入った臨戦過程でもあった。中間は調教を強化して追い切り気配もアップ。10月の準重賞・ジュニアクラウンでは後方からしぶとく3着まで追い込んでいる。直線の追い比べに持ち込みたい。
▲3 ミコニス(牝、笹野博司厩舎)は近2走こそ大敗だが、ともに強敵ぞろいの重賞挑戦で度外視できる。9月の2組では主導権を握ったアドバンテージもあったが好時計で2着を7馬身ちぎって能力十分。注文通り先手がかなえば一撃へ。
穴は△6 アメリカンビッキー(牝、田口輝彦厩舎)。キャリア3戦ながら距離延長で初の1400メートルだった前走を好位から鮮やかに抜け出して快勝。勝ち時計は平凡だったが、センスある勝ちっぷりから一発の可能性を秘める。
(文/中部地方競馬記者クラブ)