兵庫
2025年11月03日
スマートセプターが巻き返す「おゝ浜のポン酢特別」(園田競馬)
3日(祝・月)の園田競馬メイン第8レースに「おゝ浜のポン酢特別」(A1A2、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎9 スマートセプター(牡6、永島太郎厩舎)は前走の兵庫ゴールドカップではスタートが決まらなかったことが敗因。二の脚をつけてなんとか盛り返そうとしたが、逃げたポリゴンウェイヴが激しく抵抗して押して行ったために2番手に控えざるを得なくなり、最後は伸びを欠いてしまった。レース後のダメージは少なく、中2週でも問題なし。今度はスタートを決めて逃げ切りを狙う。
○7 ナリタシン(牡5、坂本和也厩舎)は兵庫ゴールドカップ6着。5着サイレンスタイムにはハナ差及ばずに地元最先着とならなかったが、後方からこの馬らしく切れ味鋭く伸びて、レースの上がり最速をマークした。今回はA1A2で前走ほど速いペースにはならないだろうが、それでもテンの速い先行馬がいて展開が味方しそうだ。引き続き上位争いになる。
▲5 ハナブサ(牡8、森澤友貴厩舎)は約2カ月半ぶり。8歳になりピーク時に比べると迫力は足りないかもしれないが、近走は1230メートルで安定した末脚を見せている。今回のメンバーなら中団から運べそうで、末脚を発揮できる。
☆1 ダイジョバナイ(牡4、飯田良弘厩舎)の前走はA2からの挑戦で、1400メートルのA1A2を逃げ切った。同型馬が不在で展開が味方した印象もあるが、調子の良さが光った。今回は他にテンの速い馬がいてスタートが決まるかどうかが鍵になるが、得意の1230メートルに距離短縮で、積極的に飛ばしていきたい。
△2 ルクスランページ(牡6、永島太郎厩舎)は右肩下がりの成績になっているが、地元馬同士のA1A2で相手は緩和される。今回は1キロ減の土方颯太騎手と初コンビ。スッと先行できれば面白い存在になる。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)