佐賀
2025年11月08日
ヴェストランとトップリーチの一騎打ち「霜月賞」(佐賀競馬)
8日(土)の佐賀競馬メイン第4レースは「霜月賞」(B級、佐賀競馬場1750メートル)。
◎3 ヴェストラン(牡4、手島勝利厩舎)は、ここ2走は1750メートルのB級特別へ出走。仲秋特別(9月28日)では一歩及ばずコンマ2秒差の3着でしたが、神無月特別(10月13日)では好位追走から3〜4コーナーで内を突いて先頭に立つと、3馬身(コンマ6秒)差で勝利しています。前開催の錦秋特別には登録なし。末脚を生かして優勝争いとなりそうです。
○2 トップリーチ(牡8、中川竜馬厩舎)は、前走の錦秋特別(10月25日、1860メートル)では縦長の隊列の中団からロングスパートを決め、B級特別初勝利を挙げました。佐賀の中距離では8戦4勝、3着2回と6戦で馬券圏内を確保。こちらも差しタイプで、ヴェストランとの一騎打ちが予想されます。
▲1 ドナアフロディテ(牝4、古賀光範厩舎)は前走C1級のオクトーバー特選(10月27日、1750メートル)では転入後はじめて逃げを打っての勝利。昇級初戦から特別クラスに挑戦してきました。今回はショウナンダグラスが逃げそうで、位置取りが注目されます。
△4 ナニーピオニー(牝5、矢野久美厩舎)は、8月の転入後は短距離での5戦すべてで馬券圏内を確保。前所属の高知では1600メートルで3戦していずれも掲示板外だっただけに、距離延長が課題となりそうです。
△6 ダンツビガー(牡5、古賀光範厩舎)は、転入初戦での2着などB級特別で4戦し、掲示板内を3度確保。展開次第で食い込みも考えられます。
(文/上妻輝行)