ばんえい
2025年11月09日
紅バラ賞優勝馬クリスタルイプセが筆頭「クインカップ」(ばんえい帯広競馬)
11月9日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第50回クインカップ」(4歳牝馬)が行われます。
4歳シーズンの女王決定戦で、最軽量680キロがガーネット、オオネガイキンヒメ(岩本利春厩舎)など5頭、690キロがクリスタルイプセ、スカーレットなど3頭、トップハンデ710キロがカフカ(金田勇厩舎)、スマイルカナ。その差は最大30キロついています。当日は雨予報で、若馬の牝馬限定戦ということもありスタートから速い流れが予想されます。
◎7 クリスタルイプセ(岩本利春厩舎)690キロを本命に推します。前走の4歳牝馬オープン・紅バラ賞を含め今季5勝を挙げています。前走は大外10コースでしたが、障害を4番手で切ると、前3頭を次々と交わしています。ライバルになりそうな2着スカーレットとは同重量ですが、5着スマイルカナより20キロ軽い重量なら初重賞制覇の期待がかかります。
○5 スカーレット(大橋和則厩舎)690キロが対抗です。B3級からB2級まで3連勝して臨んだ銀河賞は重賞初挑戦ながら牡馬相手に先行して2秒5の僅差3着は大健闘といえます。軽めの砂を味方につけて逃げ切りを狙います。
▲6 スマイルカナ(鈴木邦哉厩舎)710キロが3番手です。今季は未勝利ですが、2歳シーズンの黒ユリ賞に、ばんえい菊花賞、ばんえいオークスの重賞3勝はここに入れば大威張りできます。銀河賞、紅バラ賞とも5着と動きは良好です。
(文/小寺雄司)