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再び立て直したシュネルクィーンが中心「朝来市 岩津ねぎ特別」（園田競馬）

19日（水）の園田競馬メイン第11レースに「朝来市 岩津ねぎ特別」（A2B1、園田競馬場1230メートル）が行われる。

◎2 シュネルクィーン（牝5、永島太郎厩舎）は末脚の切れ味ならメンバートップクラス。約4カ月半ぶりだった前走で本来の伸びが見られずに2着止まりだったが、そこからもう一度休養に出て、立て直しを図ってきた。今の園田は逃げ馬が苦しく、差しが届く馬場でこの馬には向いている。54キロの軽量を生かして復活するとみた。

○10 エイシンテムジン（牡5、飯田良弘厩舎）は勝ちみに遅くなってきた点が気がかりだが、前走は新味を求めて初めての1230メートルに挑戦して2着。今後にめどが立つ内容だった。発馬に課題を残すが、今回は外の偶数枠に入ってゲート内で待たされる時間は少なくて済む。好位でうまく脚をためたい。

▲3 トップヴィヴィット（牡7、柏原誠路厩舎）は前走でエイシンテムジンをしのいで1馬身半差で勝利。鞍上の好リードが光った。今回は定量で59キロを背負わされるために、2キロ減の小谷哲平騎手と新コンビを組む。好位の内でうまく折り合いがつけば連勝が見えてくる。

☆5 ヴィンセドリス（牡5、森澤友貴厩舎）は夏場に比べると明らかに動きが良化している。前走では今回も対戦する上位2頭には及ばなかったが、3着に入ってきっかけをつかんだ。吉村智洋騎手に手が戻って追い込み勝負に懸ける。

△7 プリンセスカレン（牝4、野田忍厩舎）は3戦連続で5着以内と安定感が出てきた。今回も同型馬は他にいるが、主導権を奪えればここでも大きく崩れる心配はない。

△9 スネークアイズ（牡5、田中範雄厩舎）は好位の外でもまれずに運ぶ展開に持ち込めそう。A2昇級で58キロを背負わされており条件は楽ではないが、能力は引けを取らない。