名古屋
2025年12月05日
ゴールド争覇3着マンノライトニングが中心「弥富記念」(名古屋競馬)
12月5日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「弥富記念」(オープン、名古屋競馬場1400メートル)。
実力派が勢ぞろいした準重賞。距離を考えれば短距離適性が高い◎7 マンノライトニング(牡5、安部幸夫厩舎)を中心視するのがベターか。今春の復帰後、余裕あるローテーションで大事に使われ、一戦ごとにめきめきと力を蓄えてきた。9月にはオープン特別を勝利し、重賞初挑戦だった前走のゴールド争覇で3着に食い込んだ。好位からソツのないレース運びができ、差し脚を繰り出せるから自ずと好結果が出る。当地での主戦場は1400、1500メートル。今回も十分なレース間隔を取り、最終追い切りでは破格のラップをマークした。V筆頭だ。
○11 メイショウタイセツ(牡4、宇都英樹厩舎)は前走東海菊花賞の4着で地元での連続連対が12で途切れたが、地方全国交流重賞で掲示板確保は地力の証し。ゆったり流れる中距離に適性があるが、1400メートルは3戦2勝とこなせない訳ではない。流れに乗りやすい外枠スタートを生かしたい。
▲1 ページェント(牡3、塚田隆男厩舎)は良化こそスローだが、復帰3戦目の前走で連対と確実に状態を上げている。中間の追い切り気配もさらに良くなっており、重賞3勝の3歳馬が復活を遂げるか。
転入初戦△8 ゴールドパラディン(セン8、今津博之厩舎)にも注目。休養明け1戦を使っての移籍だが、中央でオープンまで上り詰めた実績派で、軽視はできない。
(文/中部地方競馬記者クラブ)