兵庫
2025年12月03日
5連勝目指すジグラートが断然「地鶏日本一の徳島阿波尾鶏杯」(園田競馬)
3日(水)の園田競馬メイン第11レースに「地鶏日本一の徳島阿波尾鶏杯」(A2B1、園田競馬場1870メートル)が行われる。
◎7 ジグラート(セン5、田中一巧厩舎)は目下4連勝。6走前に58キロで勝っており斤量に泣くタイプではないが、その後の5戦は格上に混じって走ることが多く、重い重量を背負うことなくこの馬の末脚を存分に発揮できている。前走は終始外を回る展開だったが、先行するブラックバトラーをあっさり捉えており、内容も充実している。現在の格付はB1で、今回も格上A2との混合になるが、強力な馬は不在。ロングスパートを決める。
○1 トランセンデンス(牡7、石橋満厩舎)もB1からの出走。前走は5戦ぶりの1700メートルで先行勝負に出たが、勝ち馬のスピードに圧倒されてうまく脚がたまらなかった。今回は1870メートルに延び、重量が2キロ減って56キロになることが好材料。最内枠からスムーズに立ち回りたい。
▲5 プレジールミノル(牡7、松平幸秀厩舎)は前走でジグラートに1秒2差をつけられており、再戦では分が悪いが、同馬にまくられてからも懸命に粘った。今回も前々で勝負してどこまで粘り込めるか。
☆2 エントラップメント(牝5、盛本信春厩舎)は思うように先行できずに近走は結果が出ていないが、ここは内枠を主張してハナに立つことができそう。単騎逃げが叶えば一変するか。
△4 デンタルフロス(牝4、諏訪貴正厩舎)もプレジールミノルと同じくジグラートとの再戦になるが、距離を延ばしつつ、中距離でも安定して末脚を発揮できている。ここでも引けを取らない。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)